華麗に転職でステップアップ!

転職は大変だけど、ステップアップのチャンスでもある!

経験を積んで新卒時につきたかった仕事をゲット

転職を考えるようになったきっかけは、新卒での就職が思い通りの企業に内定が貰えなかったため、前職である程度の経験を積んだら、転職活動を行おうと決めていたからです。以前の職種は、化学メーカーの研究職として勤めていました。一方で、転職先の職種は製薬メーカーの研究職として働いています。

元々、製薬企業の研究職として働きたいと考えており、新卒の就職活動を行っていましたが、希望する企業に入ることはできませんでした。そのため、渋々入社した化学メーカーで3年間研究職として働いた後、転職活動を行い、希望する製薬企業の研究職として働くことができました。現在は、希望する研究職で新薬に関する研究ができているため、非常に充実した日々を送っています。

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転職の際の面接での成功体験として、面接前に話そうと決めていた前職での困難な課題を解決したというストーリーを話したところ、思いのほか面接官の食いつきがよく、この話題を中心に面接が進みました。自分が直面した困難をどういう手法で、またどう他人を巻き込んで解決したかをユーモア交えて説明したことが、面接官に好印象を与え、結果的に内定を獲得することができました。

一方で失敗体験としては転職する際の企業分析が十分でなく、面接に行った企業の業界についての質問を尋ねられたとき、適切な回答をすることができず、面接官との間で微妙な雰囲気になったことがありました。不採用にはならなかったのですが、最低限の企業分析は面接官との適切なコミュニケーションのために必要だと感じました。

転職面接での面白かったことは、2次面接開始後最初の質問で、「あなたの趣味は熱帯魚と書いてありますが、どんな熱帯魚を飼っているんですか?」という質問を尋ねられたことです。正直熱帯魚を飼っていたのは半年前の出来事であり、半年間履歴書をほとんど修正せずに転職活動を行っていたため、いきなり想定外の趣味についての質問でかなり驚きました。

更にこの面接官は、熱帯魚の趣味について掘り下げるため3つほど追加で質問をした後、自分の熱帯魚の育て方に関する持論を15分ほど話していました。始め私は、この質問は面接を和ますために投げてくれた面接官の優しさだと感じていましたが、実際のところ真剣にその面接官が私のプロフィールを見て興味を持った点を質問し、自分の持論を話していたと、後日職場の同僚から聞いて真剣に驚いたと共に大笑いしました。面接では、どんな質問が尋ねられるかわからないので、どんな質問が来ても対応できる準備は必要なのだと感じました。

転職後で最も変わったことは、職場の上司、同僚の考え方です。前職で不満を思っていたことの一つとして、同じ部署の上司および同僚がただ指示された通りの仕事しかせず、主体的に動かない環境に不満を持っていました。主体的に動かない環境が蔓延し、これが新入社員にも伝染していましたので、これ以上この企業の成長は期待できないと感じ転職活動を開始しました。

転職後の企業では、同じ部署の上司および同僚は皆、主体的に仕事を行い、成果をバリバリあげる企業でした。チーム全体が主体的に動く風潮になっているため、上司は細かな仕事の割り振りをするのではなく、仕事の大筋を作るだけで、チーム全員がしっかりと働き、しっかりとした成果を残していました。更には、若手に対する教育は非常に手厚く、主体的に考えるようになるまで、徹底的に指導を受けます。そのようにして、会社としていい循環サイクルに入り、成長が期待できる企業に入社し、現在働いています。